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野田雅也さん、長野市内で講演

Feb 2nd, 2009 | By admin | Category: NEWS FROM JAPAN

チベット問題を考える県内の僧侶らでつくる市民グループ「チベットの風」は20日、フォトジャーナリスト野田雅也さん(34)=埼玉県=を招き、長野市内で講演会を開いた。野田さんは、昨年3月にチベット全土で起こった騒乱後、2度にわたって訪れた現地の実情を写真や映像を交えて語った。野田さんは、「騒乱について中国政府の一方的な情報しか与えられていない現地の漢民族に『チベット人イコール暴徒』のイメージが植え付けられ、漢民族とチベット人の溝が広がっている」と指摘。また、ダライ・ラマ14世への批判を強制されるチベット人への「愛国教育」が一層強化され、「この1年でチベット人に非常に大きな怒りや不満がたまっている」とした。日本では昨年4月に長野市で北京五輪聖火リレーが行われたが、「リレーの勢いに流され、チベット問題がきちんと伝わらずに終わってしまった」と指摘。ただ、「こうして長野の人たちが地道にチベット問題に取り組んでいることを心強く思う」と話した。講演会は、「チベットの風」メンバーが、昨年末に信濃毎日新聞文化面で野田さんが連載した写真ルポ「閉ざされた声 チベット 人々の祈り」を読み、企画した。